人々の生活に欠かせない水と空気。そのふたつを配管やダクトなどを利用して建物内へと供給し、安全で快適に暮らせる道づくりをするのが機械設備工事です。新設の工事をはじめ、改修や点検、継続して運用する上で必要な定期的なメンテナンスを行なっています。施主様の使用形態に応じた機器の提案を行うことはもちろん、サステナビリティの観点から工事中に発生する産業廃棄物の削減や、管種や継手の選定などによる省エネ対策にも取り組んでいます。

クリーンな空気を循環させる空調機器の設置によって、快適な空間づくりをサポートします。おもに公共施設を対象に、エアコンや換気扇などの機器取付、冷媒やダクトの配管および計装、保温工事など、建物の規模や温度環境を考慮した、最適な空調設備をご提案いたします。また、エネルギー効率の良い機器の配置によるランニングコストの削減にも貢献しています。

キッチンやトイレなどにきれいな水を引き込み、汚れた水を送り出す、私たちの衛生的な生活を支えている給排水衛生設備。当社ではこれまで多くの現場を経験してきた職人が、流体の損失や圧力変動の少ない配管経路をしっかりと検討し、現場環境や引き渡し時の使用状況を考慮しながら、給水、給湯、排水、ガスなど、必要箇所に応じた水回りの配管工事を行います。

私たちが毎日使っている水道水は、道路の下に張り巡らされた上水道管によって人のもとに運ばれていきます。そうした上水道本管の工事・改修も、地域の生活に密着したインフラ整備のひとつ。地震や災害によって水漏れや破裂が生じた場合にも、即時に対応できる機動力の高さには自信があります。

おもに道路内の上水道本管の工事を行います。建設機械（バックホー、タイヤショベル、ダンプトラック、ユニック、ランマー、エンジンカッター）を使った重機作業と、配管工は鋳鉄配管やポリエチレン配管など、管種によって技術を活かした施工を行います。インフラ設備の老朽化が社会問題になっている昨今は、古くなった本管を新しいものに入れ替える、更新工事（耐震化）がメインとなります。